生活資金の捻出①〜貯金箱にあるお金の活用〜
支出をコントロールするため、取り扱う現金を極端に絞った
それにより、取り扱う現金の総量が少なくなり、劇的に家計を把握しやすくなった
ただ、かなり絞ったため、迂闊にお金を使うとすぐに破綻してしまいそうだった
そこで、口座のお金を減らさずに生活資金を捻出することを考えた
最初に取り組んだのは、貯金箱に残ったお金の使用である
お金が口座にないなら、貯金箱のを使えばいいじゃない(笑
ちょっと待て!とツッコミが入りそうである
貯金箱のお金はズルいのではないかと
その通りズルだが、ちょっと大目に見て欲しい
わざわざ書くのだから、多少は意味のあることなのだ
まず、当時の貯金箱の状況だが、札はおろか、500円も100円も入っていなかった
現金の可視化①で書いた通り、全て銀行口座に入金したからだ
ただ、50円以下の小銭がたくさん残っていた
ATMに小銭は20枚までと書かれていたので、預金を諦めていたのだ
マネーフォワード MEに連携できていない小銭は管理に手間がかかってしまう
管理できていないお金を無くしつつ、生活資金を捻出する目的で小銭を消費した
具体的には、外出する際、財布の中に99円を入れた
財布はアブラサムの薄い財布というのを使っており、小銭は15枚ほどしか入らなかった
そこへキレイに小銭を並べて持ち歩いた
現金を使うとき、下2桁を小銭でちょうど支払った
小銭を入手したくないため、財布の小銭がなくなった後に、ついでの買い物をすることが減った
貯金箱の小銭が無くなるまで、ふた月はかからなかった
また、貯金箱には小銭以外に、商品券があった
図書カードやQUOカード、ギフトカードなどである
ギフトカードは紙が厚く財布が膨らみすぎるため、普段は財布に入れなかった
ギフトカードが使えるお店へ行く時に、使用する枚数を決めて持ち出した
図書カードとQUOカードは薄くて軽いので、複数枚財布に入れた
消費中のものと新品のものを財布内で区別して入れておき、使える時に消費した
見て回って欲しくなったものを買うのではなく、買うものを決めて出かけるようになった
小銭、図書カード、QUOカードは消費するのが面倒くさくて貯金箱に放置されていた
しかし、支出のコントロールで現金の量を絞った中で使用するのは、ズルをしているみたいで楽しく消費することができた
ギフトカード以外の貯金箱の中身が空になり、貯金箱にしていた缶をゴミ箱へ捨てた時、管理しにくいお金が無くなって清々しい気持ちになった
とはいえ、貯金箱の小銭はせいぜい数千円程度ですぐに底をついた
節約マインドになったとはいえ、欲しいものもある
もっと生活資金を捻出する必要があった
次回も、生活資金の捻出について書く
以上!