生活資金の捻出②〜メルカリでの不用品売却〜
毎月の投資を減らさず生活資金を捻出していた
前回は、貯金箱の小銭を消費して支出を減らすというズルいことを書いた
ただ、少量しかなかったので、すぐに底をついた
お金を使わずに楽しく生活する方法はないか、部屋の中を見渡した
アンドールの伝説を見つけた
ファンタジー成分に飢えていた時、何となくAmazonでポチり、部屋の隅で積んでいたボードゲームである
一人プレイを試し、思った以上にギリギリの緊迫感を感じて楽しかったものの、当時コロナ禍で友人と会えなかったためお蔵入りしていた
部屋の隅で積んでいるこれをメルカリで売ってみるというのはどうだろうか
Youtubeを開き、メルカリ販売の一連の流れや梱包の仕方を調べた
10年以上前、ヤフオクを使ってみようとして、有料のYahooプレミアム会員への登録や価格設定の分かりにくさ、発送が面倒くさそうということが足枷となって諦めた経験がある
だが、メルカリはその辺りが非常に分かりやすかった
必要なコストが明瞭であり、発送もコンビニで簡単にできた
Youtubeに多数の解説動画があったのも分かりやすかった一因だと思う
メルカリでアンドールの騎士を検索すると、5000円くらいで売られていた
数年前に4472円で購入したものだったが、4980円で出品してみたところすぐに売れた
手数料498円と送料800円を引くと3682円
さすがに収支はマイナスだが、思った以上にお金が戻ってくることに驚き喜んだ
売らなければ積んでいるだけだったのだから
使っていないものは一旦売ってしまってもいいかも!
資産形成を始める前は、欲しいものをポチりまくっていたため、不用品はたくさんあった 片っ端から売るようになった
使っていないボードゲーム、活躍していない山用品、飽きたゲームソフト、Youtubeを見て衝動買いした調理器具、売れそうなものはドンドン売った
最初、いつか使うかもしれないものは残していた
しかし慣れてくると、今使っていないものはとりあえず売って、必要なら改めて買おうという発想に進化した
予想外に高額で売れるものを見つけた時は嬉しかった
小中学生のとき遊んでいたポケモンカードの中には1万円以上で売れるものが数枚眠っており 当時の自分を褒めた
コミックを図書カードで買い、メルカリで売った
安くコミック新刊を楽しみつつ、図書カードをキャッシュ化できることに興奮した
モンゴルで買ったゲル住居型のフェルトケースは検索してもヒットせず値付けに困った
でも、小物入れと名付けて1000円で出品したら、しばらくかかったが無事に売れた
こんなものでも売れるのかと、ちょっと面白かった
家の近くのコンビニからドンドン発送だ!
気づけば販売点数は100件を超えていた
多数の販売を通じて、リセール価格の高いものがどのようなものか、どれくらいの価格設定にすれば安くしすぎずに売れるかなどといった感覚が磨かれた
何か衝動買いしそうになった時、手に入れるラクな手続きだけでなく、売る面倒くささも思い浮かべるようになり、無駄なものを買わなくなった
お金の使い方が上手くなったと感じた
メルカリの売上は、多少は好きなものを買うのに使ってよいルールにした
流石に少しアメ要素がないと、長続きしないことを感じていたからだ
売上がまとまった額になったら、現金で引き出して投資へ回すようにした
不用品売却とはいえ、自分で動いて得たお金で投資するのは、給与所得を投資に回すよりワクワクした
売らなかったらゴミだったと思うと、やって良かった!
メルカリで商品を売る時に気を付けていることを書いておく
私の中では、とにかく思い立ったらすぐ出品することが一番大事だと思っている
メルカリは出品するだけなら無料、すなわちノーリスクである
とりあえず出品さえしてしまえば、あとから値段の変更も、写真や説明文の追加も、全て簡単にできる
出品するのが面倒くさいという壁さえ乗り越えれば、後は売れるまで値段を下げたり情報を追加すればよいだけで、なんとかなるものである。
商品名や型番などを間違えて嘘にならないことだけ気を付けて、とりあえず出品しちゃうのが大事
使用するのはスマホだけでよい
写真を一眼レフで撮影したりPCで見栄えよく加工したりすることで、少し高くても売れる状態を作れるかもしれない
ただ手間をかけてしまうと出品が面倒くさくなってしまうので、やはりスマホだけで手軽にするのがよい
自宅最寄りの発送場所で、らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便のどちらを使えるのかを確認しておく
コンビニの場合、セブンイレブンとファミリーマートはらくらくメルカリ便、ローソンはゆうゆうメルカリ便である
送料は大きいので、なるべく商品を包める最小サイズのものを選択したい。
段ボールの大きさを調整する方法をYoutubeなどで見ておくことをオススメする
箱のサイズを調整できると梱包材も節約できる!
発送方法を見て、梱包資材を準備しておく
封筒、専用箱、段ボールや紙袋など、プチプチ・ラップ・ガムテームなどの資材は、多少ストックしておいた方がよい
過剰に持っていても邪魔だが、無いと出品が億劫になってしまう
プチプチは商品の配送時に取っておいたら無料だが、最近のAmazonではプチプチを使わず梱包されていることも多く、意外と入手できない
ダイソーなどの100均でロールになっているものを買っておくと、急に売れた時も安心だし、商売している感が出て楽しくなるのでオススメである
私の場合は、売れたらすぐ発送するクセをつけている
何かのついでに発送しようと後回しにすると、発送するまでソワソワし、出かける時に持ち出すのを忘れると、一日中落ち着かない
私は夜中に売れても、気づいたらサッと出かけて、パッと発送するようにしている
相手も早いと嬉しいと思うし、こちらもタスクを素早くこなしていて楽しい気持ちになるのでWinWinだと思う
メルカリの不用品売却を使って、不足する生活資金を捻出しつつ、節約生活を楽しんだ
モノが減ってくると部屋がスッキリし、無駄遣い欲が抑えられた
また、何かを買おうとあれこれする時間がなくなることで、ボドゲやゲームをしたり、本を読んだりすることに時間を使えるようになった
次回は支出の引き締めについて、まずは自炊の話を書く
以上