現金の可視化④〜支出のざっくり把握〜
現金を可視化し、資産運用の現在地を把握した
しかし毎月の支出は把握できていない
毎月いくら使っているのか分からない
要は、ちょっとAmazonでお買い物しすぎても気付けない状態である
マネーフォワード MEにクレジットカードを連携したことで、引き落とし日の前に引き落とし額を一目で確認できるようになった
しかし、毎月引き落とし額が大きく変動してしまうと、口座へ余分にお金を置いて備えておく必要が出てしまう
なるべくたくさん投資に回したいのに・・・
家計簿をつければ解決するかもしれない
しかし、細かな支出の管理をするのは時間がかかりそうで当時は手が付けられなかった
短時間で毎月の支出額をざっくり把握し、支出の問題点を炙り出したかった
そう考えて最初にやったのは、給与振り込みの設定見直しである
私の会社では、振込先を第二口座まで設定可能になっていた
以前は、第二口座に毎月定額を振り込む先取り貯金用として使っていた
残りのお金を第一口座へ振り込み、生活費用として使用していた
今後は、第一口座を生活費用、第二口座を投資用に使うことにした
また、毎月定額を振り込む口座を、生活費用の第一口座に変えた
先取り貯蓄の金額を一定にする従来の方法では貯蓄額の見通しは良かった
一方、昇給したときに生活費口座への振り込みが増えてしまうという問題があった
日頃使う口座の残高が大きくなり、支出を大雑把に扱うようになってしまっていた
生活用口座への振り込みを一定にすることで、無意識に支出が増えるのを防いだ
生活用口座への振込額は、ギリギリまで少なく設定した
具体的には10万円に設定した
当時、家賃45000円の部屋に住んでいたため、その他光熱費や食費などを合わせて55000円で生活する必要を生じさせた
口座の残高も45000円を切るまで引き出し、給与が振り込まれないと家賃が払えない という状況まで追い込んだ
給料は25日、家賃引き落としは27日っと
なぜそこまで追い込んだのか
何か問題が起きた時、無意識では済まない状況に追い込むためである
口座の残高に余裕があると、使いすぎても口座の残高が減るだけで済んでしまう
今回、口座の残高をギリギリまで削ったことで、迂闊に買いすぎると家賃やクレジットカードの引き落としを滞納してしまうことになるため対応を余儀なくされた
もし使いすぎたら第二口座から現金を移してくる必要がある
手間も時間もかかるし、そもそも第二口座にもそれほど余分な現金を置いていない
要は、お金を使うのが面倒くさい状態を作り、浪費を抑えたのである
第二口座には、第一口座に定額振り込んだ残り全てが振り込まれるよう設定した
投資用のほか、いざという時の現金を置いておくようにした
ちなみに私は20万円に設定していた
残りは全て投資に回した
不測の事態が起きた時のために確保しておくべき現金を生活防衛資金という
金額は、生活費の3ヶ月分や、6ヶ月分、2年分など様々な意見がある
月の生活費を10万円としても、20万円は生活防衛資金としては少ない金額である
ここまで削った理由は次の通りである
- 給与が安定的に入っていた
- 急に給与が無くなる場合は実家に帰るので家賃が不要になると考えた
- 20万円を使って耐えている間に投資信託を売却すれば何とかなると考えた
- 口座の現金を多く持つことによる甘えを無くしたかった
投資信託は現金化するのに1〜2週間くらい要するが、いざという時に売却することも考慮すれば現金で置いておくのがマストとは思わなかった
現金を置いておくべき理由は色々考えられた
でも、余分な現金に持つことで気が緩むのを避ける方が大事と考えた
毎月、第一口座の家賃とクレジットカード引き落とし額を引き落とされても残高が残るかをチェックした
残高がを少なくしたことで口座残高が生々しく、パッと見でその月の支出が少なかったのか多かったのかが理解できるようになった
第二口座はちょうど20万円になるよう投資信託を購入した
投資信託は1円単位で購入できるので、端数が出ることなく分かりやすかった
適当に使っていた時よりお金が大事に見えてきた!
ここまですることで、現金を使う気が無くなり、節約マインドに切り替わった
この内容を見て、こんなの長くは続かないと思われるかもしれない
正直、1ヶ月もかからず、この生活が難しいことに気づいた
でもこのルールを作った時、2つのことを自分の中で決めていた
- 給与振り込み額の変更をするのは恥である
- 投資信託を売却するのは恥である
自分で決めたことを自分で守る
それを最初に強く自分の中で決めていた
上記2つ以外で、お金を得る方法を考える必要があった
次回の記事では、不足する生活資金の捻出方法について書く
以上!